転職アカホン講座
仕事を辞めたくないけど辞めたい【理由が分からない】気持ちの正体と今すべきこと
- 仕事を辞めたくないけど辞めたい
- 仕事を辞めたくなる気持ちの3つの構造
- パターン①「本当は辞めたいが、言い出せない」
- パターン②「仕事や職場環境には問題があるが、全部が嫌なわけじゃない」
- パターン③「外部の事情で辞めざるを得ないが、辞めたいわけではない」
- 仕事を辞めたい気持ちの裏に隠れている7つの本音
- 1. 給与・待遇への不満
- 2. 人間関係の摩耗
- 3. 仕事内容が合わない・やりがいを感じられない
- 4. 長時間労働・働き方の問題
- 5. 社風・会社の体質が合わない
- 6. 正当な評価を受けられていない
- 7. なんとなく限界を感じている
- 仕事を辞めたくない気持ちの正体は手放したくないもの
- 安定した収入を手放したくない
- 今の人間関係を手放したくない
- 積み上げてきたものを手放したくない
- 今すぐ確認!あなたの職場は当てはまっていませんか?
- パワハラ・セクハラがある
- 有給休暇を取得できない
- 給与の支払いが遅れたことがある
- 誰にも相談できない職場の雰囲気がある
- 仕事を辞める前に感情ではなく事実を整理する
- 紙に書き出す
- 根本の問題を特定する
- 部署異動や業務変更の可能性を探る
- 転職市場を調べる
- 5年後の自分をイメージする
- 今の職場環境が正解かどうかは、比較して分かる
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仕事を辞めたくないけど辞めたい
こんな矛盾した気持ちを抱えたまま、毎朝通勤電車に揺られている人は、実はとても多くいます。
この記事では、そんなあなたの気持ちを紐解いていきます。
「仕事を辞めたくないけど辞めたい」という感情の奥に何が潜んでいるのかを一緒に掘り下げて考えながら、今の仕事を本当に続けるべきか・手放すべきかを、自分自身で考えられるようになることを目指します。
仕事を辞めたくなる気持ちの3つの構造
「仕事を辞めたくないけど辞めたい」という感情には、大きく分けて3つのパターンがあると考えることができます。
自分がどれに近いかを確認してみてください。
パターン①「本当は辞めたいが、言い出せない」
職場の環境や人間関係、業務内容に強い不満や苦痛を感じていて、辞めたい場合です。
しかし「迷惑をかけてしまう」「引き止められそう」「次の仕事が決まっていない」などの理由から、辞めると言い出せずにいます。
辞めたい気持ちのほうが強いものの、実際の行動には移せていません。
パターン②「仕事や職場環境には問題があるが、全部が嫌なわけじゃない」
仕事内容は合っていないと感じていて、給料や待遇に不満もある場合です。
ですが、一緒に働く同僚のことは好き、職場の居心地自体は悪くないなどのポジティブな理由も残っているようなケースでは「辞めたい理由」と「辞めたくない理由」が混在していて、判断が難しくなりがちです。
パターン③「外部の事情で辞めざるを得ないが、辞めたいわけではない」
結婚や出産、引越し、親の介護など、自分の意思とは別の事情によって辞めることを考えなければならない状況に置かれている場合です。
仕事自体は続けたい気持ちが強いタイプです。
どのパターンに当てはまるかによって、今後とるべき行動は変わってきます。
ただ、共通して大切なのは「なぜ辞めたいと感じているのか」の根本をきちんと見つめることです。
この記事では、特にパターン①と②に多い「辞めたい理由」を深掘りしていきます。
仕事を辞めたい気持ちの裏に隠れている7つの本音
仕事を辞めたいと感じている自分の漠然とした気持ちを、まずは言語化してみましょう。
下記はその手がかりとして、読んでみてください。
1. 給与・待遇への不満
- ● 時給換算してみたら、近くのアルバイトと変わらない
- ● どれだけ成果を出しても昇給の見込みがない
- ● 残業代が出ない
- ● 自分の努力と収入のバランスが取れていない
人はこのように感じると「これ以上ここにいても報われない」という気持ちが育っていきやすくなります。
給与への不満は、仕事へのモチベーション全体を下げる強力な要因になり得ます。
2. 人間関係の摩耗
- ● 上司の指示がコロコロ変わる
- ● 陰口や派閥争いがある
- ● 誰かからの理不尽な扱いが続いている
職場の人間関係は、一緒にいる時間が長いだけに、小さな摩擦が積み重なって大きなストレスになりやすいものです。
「この人たちとずっと働き続ける」という気持ちが、じわじわと消耗感を生んでいきます。
3. 仕事内容が合わない・やりがいを感じられない
- ● 毎日同じルーティンの繰り返し
- ● 自分の能力も価値観も、活かされていない
- ● 入社前に思い描いていた仕事のイメージと実態がかけ離れている
1日の大半を過ごす仕事に意味を見い出せないと、その苦痛は予想以上に大きくなります。
4. 長時間労働・働き方の問題
- ● 残業が当たり前になっている
- ● 休日も仕事のことが頭から離れない
心身が疲弊している中での「これくらい当然だ」という職場の同調的空気は、ますます辞めにくくさせます。
身体的な限界も、辞めたい気持ちを引き起こす最も直接的なサインのひとつです。
5. 社風・会社の体質が合わない
「自分はここにいてはいけない気がする」という直感的な感覚は、案外正確なものです。
経営陣の考え方に違和感を覚えたり、新しいことに挑戦できない保守的な文化があったりするなど、会社の価値観と自分の価値観が根本的にずれていると感じると、いくら頑張っても「居場所」を感じにくくなります。
6. 正当な評価を受けられていない
-
● 頑張っても認められない
● 成果を出しても評価に反映されない
● 自分より仕事をしていない人が昇進していく
「ここにいても、自分は評価されない」という諦めは、働く意欲を根底から削っていきます。
7. なんとなく限界を感じている
- ● 明確な理由があるわけではないが強い抵抗感がある
- ● 出勤中に体が重くなる
- ● 仕事を思い浮かべるだけで気が滅入る
この「なんとなく」は、心身の疲弊が深刻なサインであることが多いです。
理由が言語化できないからといって、軽く流してはいけない感情です。
仕事を辞めたくない気持ちの正体は手放したくないもの
辞めたい気持ちがあるのに、なぜ辞められないのでしょうか。
下記ではその考えられる理由を順番に見ていきましょう。
安定した収入を手放したくない
安定した収入を得ている人の場合は、この理由で当てはまることも多いでしょう。
経済的な不安は、多くの方が辞めることをためらう最大の理由です。
今の人間関係を手放したくない
職場の上司や同僚に悪く思う人がいない場合も、辞める決断を遠ざけます。
仕事そのものよりも、職場のみんなと会えなくなることがつらいと感じている人がこれに当てはまります。
積み上げてきたものを手放したくない
「今まで積み上げてきたものが無駄になる」という感覚も大きいものです。
時間をかけて覚えた業務、取得した資格、育てた顧客など、それらを手放すことへの惜しさが判断を鈍らせます。
これらはすべて、理解できる感情です。
ただ、仕事を辞めたくない気持ちの本質が「今が好きだから」ではなく、「変化が怖いから」である場合は、それは前向きな選択ではないでしょう。
もしかしたら今よりももっと自分が輝ける場所が、すぐそこにあるかもしれません。
今すぐ確認!あなたの職場は当てはまっていませんか?
仕事を辞めたくない気持ちがあっても、以下の状況が当てはまる職場は、真剣に環境を変えることを検討すべきと言えます。
パワハラ・セクハラがある
ハラスメントは職場全体の構造的な問題であることが多く、部署異動などでは解決しにくいものです。
精神的・身体的な健康への影響が大きく、早期の決断が必要なケースです。
有給休暇を取得できない
有給の取得は労働者の権利です。
正当な理由なく拒否することは違法になるため、上記同様早期の決断をするべき状況です。
給与の支払いが遅れたことがある
これは法律違反です。
会社の経営状況が危うい可能性も高く、一時的な遅延なのか、それとも慢性的に資金繰りが悪化しているのかを慎重に見極める必要があります。
誰にも相談できない職場の雰囲気がある
周囲に相談できない職場は、問題が起きたときのセーフティーネットがありません。
精神的に追い詰められるリスクが高い環境です。
職場の人間関係で悩んでいる人は、職場に本音で話せる人がいない原因と明日からできる改善アクションも読んで解決策を探してみましょう。
仕事を辞める前に感情ではなく事実を整理する
ここまで読んできて「仕事を辞めたい」という気持ちが高まった場合でも、衝動的な決断は避けたいものです。
後悔なく判断するために、次のステップを試してみてください。
紙に書き出す
「辞めたい理由」と「辞めたくない理由」を事実として書き出してみましょう。
書いていくうちに、自分が何を本当に重視しているかが見えてきます。
根本の問題を特定する
具体的に何を嫌に思っているのかを掘り下げましょう。
仕事内容なのか、人間関係なのか、評価制度なのか、根本原因が特定できると、今の職場内で解決できるものかどうかも判断しやすくなります。
部署異動や業務変更の可能性を探る
辞める前に「会社を変えずに環境を変える」という選択肢があるかを確認しましょう。
他部署への異動や勤務地変更など、動ける余地があることも多いものです。
転職市場を調べる
「今転職したらどうなるか」を漠然と想像するのではなく、実際に求人情報を見てみるのもよいでしょう。
自分のスキルで転職できるのか、年収はどう変わりそうかなどを考えることで、取り組むべきことも自ずと見えてくるはずです。
5年後の自分をイメージする
今の職場に留まり続けた5年後と、新しい環境に踏み出した5年後、どちらがより自分らしいキャリアを歩めているでしょうか。
将来からの視点で現在を見ることで、決断の方向性が見えやすくなります。
今の職場環境が正解かどうかは、比較して分かる
今の会社に残るべきか、もしくは離れるべきかという答えは、社内の情報だけを見ていても判断できません。
外部と比較して初めて判断できるものです。
- ● 今の給与水準は市場と比べて高いのか低いのか
- ● 評価制度は一般的なのか特殊なのか
- ● 残業時間や休日数は業界平均と比べてどうか
- ● 同じ経験年数の人はどんなキャリアを歩んでいるのか
社内にいると、今の基準が“当たり前”になります。
しかし、その当たり前が妥当なのかどうかは、外の情報を知ることでしか判断できません。
そこで有効なのが、転職エージェントという第三者の視点です。
彼らは日々、他社の求人条件や業界動向、企業ごとの実情を把握しているため、あなたの経歴をもとに、「市場ではどのように評価されるのか」「他社ではどのような選択肢があるのか」を具体的に提示してくれます。
重要なのは、話を聞いたからといって転職を決める必要はないという点です。
他社の状況を知ったうえで、今の会社は実は悪くないと再確認したり、環境を変えたほうが合理的だと判断したりすればよいのです。
辞めるかどうかを感情で決めるのではなく、比較したうえで選ぶことができれば、後悔の少ない決断になるのではないでしょうか。
まずは、自分の立ち位置を客観的に把握すること。
そこからが、本当の意味でのキャリア選択のスタートです。
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